愛媛県松山市のアールドットスタイルが建てる「無垢の家」では、標準仕様でセルロースファイバー断熱材を採用しています。
セルロースファイバーは、新聞古紙をリサイクルした環境配慮型の断熱材です。高い断熱性、優れた防音性、結露防止に貢献する調湿性など、数多くのメリットで注目されています。
しかし、その高性能の裏側には、一般的に指摘される弱点やデメリットも存在します。ここでは、その弱点を解説するとともに、アールドットスタイルがどのようにその課題を解決しているかをご説明します。
1. 弱点①:コスト(初期費用が高額になりがち)
【一般的な課題】
セルロースファイバーの導入をためらう最も大きな要因は、コストの高さです。日本で最も普及している断熱材であるグラスウールと比較すると、材料費と専門的な施工費を合わせた総額は、1.5倍から2倍以上になることも珍しくありません。これには、専用の大型機械と熟練技術者が必要な「吹込み工法」による施工費の高騰や、多くの住宅会社でオプション扱いになることが影響しています。
【アールドットスタイルの対策:中間マージンを徹底的にカットし、工事店価格で提供】
アールドットスタイルでは、このコスト問題を解決するために、独自のルートと体制を構築しています。
- 製造工場から直接一括仕入れ 材料を製造工場からJRコンテナで直接一括仕入れすることで、中間マージンを完全にカットし、材料費を大幅に削減しています。
- 自社職人による直接施工 通常、住宅会社がセルロースファイバーを施工する場合、「建材商社 → セルロース工事店 → 住宅会社」といった複数の業者を経由するため、中間マージンが価格に上乗せされます。 アールドットスタイルは自社がセルロース工事店であるため、お客様に工事店価格で直接ご提供できます。これにより、他の住宅会社様より30%〜50%お得な価格を実現し、高性能なセルロースファイバーを標準仕様としています。
2. 弱点②:施工品質(業者によって性能が左右される)
【一般的な課題】
セルロースファイバーの性能は、施工品質に大きく左右されます。壁や屋根裏に隙間なく、かつ「規定の密度」で均一に充填することが極めて重要です。経験の浅い業者による施工では密度が不足し、将来的に断熱材が自重で沈下して隙間(断熱欠損)が生まれ、性能を著しく低下させるリスクがあります。
【アールドットスタイルの対策:25年の実績に基づく、徹底した品質管理】
- 25年の実績と、基準を上回る確実な施工 当社では、まずCADデータから壁や天井の施工面積を正確に算出し、施工に必要な最低量を割り出します。その上で、算出量より常に20%以上多くの材料を準備し、基準を大幅に上回る密度で充填します。 これにより、将来的な沈下の心配は一切ありません。25年にわたる豊富な施工実績と、技術力・誠実さを兼ね備えた自社職人が、品質のばらつきのない確実な施工をお約束します。
■ まとめ
セルロースファイバーは、正しく施工されれば非常に優れた性能を発揮する理想的な断熱材です。しかし、そのメリットは「コスト」と「施工品質」という大きなハードルと表裏一体の関係にあります。
アールドットスタイルの「無垢の家」は、これらの弱点を独自の工夫で克服しました。セルロースファイバーを標準仕様とすることで、30年、50年、そして100年先まで、ご家族が快適に暮らせる住まいを守り続けます。


